「生きるか死ぬか」「殺すか殺されるか」命の駆け引きが行われるデスゲーム漫画。
過酷な戦いに巻き込まれた主人公が成長していく話や、犠牲をはらいながらもゲームの謎を解明していく話など、さまざまデスゲーム漫画があります。
そこでこの記事では、面白くてオススメできるデスゲーム漫画を、漫画好きな人にたくさん聞いてきました!面白いデスゲーム漫画を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
シグナル100
先生と生徒との生死をかけたデスゲーム
生徒から日々嫌がらせを受けていた教師がクラスの子供たちに復習をするストーリーです。
その復習とは100つのある行動を取ると自殺してしまう暗示を掛けるというものです。しかしその行動は何なのか、何をしたら自殺してしまうのかは知らさせていません。
くしゃみをするだけで死ぬ等何気ない行動が命取りに。歩いてもいいのか、笑ってもいいのか、クラスメイトが死んでいく度に不安になる生徒達。
行動を制限されながら助かる方法を見つけ出すのは至難の業です。そこに偶然休んでいたクラスメイトが登校。その生徒は暗示をかけられていないので自由に動けるため、希望の光が見えてきました。
誰を信じればいいのか分からない、騙し合い殺し合うデスゲームです。
信じていたのに裏切られたり、自分だけ助かろうとして死んでしまったりと、思いもしない展開が待っています。
途中シグナルを解明した生徒が現れますが、その生徒について行くべきか危険だから殺すべきか。自分だったらどうしようと、つい主人公の気持ちに入り込んでしまいます。
生贄投票
一人の犠牲者を投票で決めるアプリが、クラスに恐怖をもたらすデスゲーム漫画
女子高校生の今治美奈都のスマホが、夜中の12時ちょうどに、インストールした覚えのないスマホアプリ「生贄投票」が立ち上がります。アプリの内容は「クラス全員の名簿の中から自分以外の一人を生贄に選ぶ」というもの。
生贄には、「社会的死が与えられる」という説明がありながら、美奈都はあまり深く考えずに、入山環奈をタップしてしまいます。
結果発表の時間に指定されていたのは「翌日の正午」。昼休み中のクラスで、一斉にアプリが立ち上がります。投票の結果が映し出され、「入山環奈が9票で生贄に選ばれた」ことが報告されます。
「社会的死」の執行には、さらにその後24時間後です。環奈は、彼氏とのあられのないセックス動画をネットでさらされてしまい、そのショックで家を飛び出して、車に轢かれてしまうことになります。
直接的な死ではなく、誰にも知られたくない自分の恥部がネットにさらされるという「社会的死」が美奈都の属するクラスに恐怖を与えていきます。
生贄投票の面白いところは「今までにないデスゲーム漫画の内容」であることです。
今までのデスゲームは、直接的な死の内容のものが多かったのですが、生贄投票は、「社会的死」と漫画では言っていますが、間接的な死の内容になっているのが特徴です。
むしろ直接的な死より生贄投票のような社会的死の方が、恐怖感があり、とても現実的で怖いと読んでいて思いました。
DEAD Tube ~デッドチューブ~
エロ・殺し・裏切りなんでもありの視聴率争奪戦
主人公はただカメラを回すのが好きなただの高校生の町田です。
同級生の真城という女子に、一日中自分を撮影してほしいと頼まれトイレもお風呂も密着してカメラを回していました。
彼氏を連れてきた真城は、その彼氏とイチャイチャしだします。これを撮るために呼ばれたのかと落胆する町田だが、その瞬間真城は彼氏を撲殺します。
何が何だかわからない町田だったが、自分が興奮していることに気づきます。
人を殺すことがダメなこととはわかっているが、真城に「変態」だといわれ、真城のせいで知らない間にデッドチューブに強制参加することになりました。
視聴率のためなら、エロでも殺しでもなんでもやってしまう参加者たちと、犯罪だとわかりながら刺激のある映像で興奮を求め参加する町田がだましだまされ、戦っていく物語です。
誰が裏切者なのか、だれを信じればいいのか、推理しながら読み進めていくことが出来、ハラハラドキドキしながらスピーディーに物語が展開されていくのが読みごたえがあって面白いです。
また、エロやバイオレンスな要素もキレイナ絵で表現されている点も見どころです。
BTOOOM!
とある無人島に集められた32名の男女が、島からの生還を賭けて爆弾で殺し合う
オンラインゲーム『BTOOOM』の世界ランカーで、同ゲームに熱中しながら怠惰な生活を送るニートの青年・坂本竜太。彼はある日、目を覚ますと何故か無人島にいました。
自分が何故そんなところにいるのか思い出そうとしますが、頭が痛むばかりで思い出せません。そんな彼を、いきなりチンピラ風の若者が襲います。
訳も分からぬまま爆弾による攻撃を受ける坂本は、それがまるで、自分が熱中する『BTOOOM』とよく似ていることに気づきます。
自分が持っていたポーチに入っていた、タイマー式の爆弾。それを使って若者を爆殺した坂本は、人を殺めてしまった罪悪感・嫌悪感に苛まれながら無人島での夜を明かしました。
翌日、自分と同じく島に送り込まれた中年男性・平から事情を聞いた彼は、ゲームでは無くリアルに参加者たちが殺し合う現実版『BTOOOM!』に参加させられたと知るのでした。
年齢も肩書きもバラバラな32人の男女が、無人島で爆弾を使って殺し合いを行う。
”リアルボンバーマン”と揶揄される本作は、閉鎖空間からの脱出・互いに殺し合うという二つの要素を抑えた、王道のバトルロイヤル漫画です。
主人公の坂本だけでなく、女子高生ヒミコや殺人犯の中学生・吉良、坂本の同級生の織田といったメインキャラが作品を盛り上げます。
32人の参加者全員の氏名と年齢が設定され、その多くのバックボーンが語られるところも、爆弾を使った群像劇といった色合いが強く、物語に深みを与えています。
様々な参加者たちが入り乱れる”爆殺遊戯”として、おススメの漫画です。
嘘喰い
罠を仕掛けてくる相手をさらに罠にかける。「嘘喰い」と呼ばれる班目獏の戦いが始まる。
冴えない青年の梶は、パチンコの最中に銀髪の男に声をかけられます。その男の名前は「班目獏」。班目の言う通りにパチンコを操作すると面白いようにあたり、梶は班目に関心を寄せるようになります。
班目はあらゆる賭博を管理する秘密組織「賭郎」の頂上を狙う男。そのためには多額の金と暴力、すなわち「力」を必要としていました。
梶のひらめきに目をつけた班目は、その後廃ビルに住む超人・マルコを味方につけ、巨大組織「賭郎」に挑みます。
さまざまな賭博と、出現する天才たち。そして「賭郎」の立会人は超人的な暴力でそれらを取り仕切ります。班目は目的の「賭郎」の頂上を奪取できるのでしょうか。そして仲間となった梶の運命はどうなるのか。
コミック全49話で完結!
なんといっても開催されるゲームの内容がスリリング、刺激的です。
「嘘食い」で開催されるゲームは知能だけで乗り越えられるものは少なく、必ず「暴力」の行使が必要となります。
そのため力の班目・梶と暴力のマルコとして良いコンビネーションを繰り広げ、最後にどんでん返しで勝ち抜くのが魅力です。
秘密組織「賭郎」を組織する立会人たちも個性的で、全員が恐ろしいほどの強さと頭脳を持っています。己の身体の一部や血液、命や過去などを賭けた勝負はどれも必見です。
アホリズム aphorism
楢鹿高校で繰り広げられる試練に、文字の力を持つ少年少女達が立ち向かう
主人公六道黄葉は空に浮かぶ島が見える以外はごく普通の少年です。中学を卒業すると同時に空島が見える人にだけ入学する権利のある楢鹿高校に入学します。
楢鹿高校は一年制の高校で卒業者には官僚への道が開かれています。入学式のオリエンテーションの時、新入生全員に紙が配られそこに戦うための文字を書けと言われます。黄葉は気弱な自分を変えたいという思いから、「変」と書きます。
文字を紙に書いた瞬間、書かれた文字が手の甲に現れました。同時に蝕と呼ばれる試練が始まりました。
突如学校中に出現した異形の怪物たちが生徒たちに襲いかかります。成すすべもなく殺されていく生徒たち。
その光景を呆然と見る黄葉に怪物が襲いかかります、がその瞬間黄葉は全く別の人間に変身し、逆に怪物を倒します。初日を生き延びた黄葉は個性的なクラスメートともに試練に立ち向かい、楢鹿高校の謎に迫ります。
漢字を武器に怪物や試練と戦っていくという発想が面白いです。主人公の能力「変」は自分が変身したり、ものを変身させたりする能力ですが、他にも智、蘇、弓、点など様々な能力を持つ漢字が登場します。
登場する怪物や試練もそれぞれ文字にちなんだもので設定も凝っています。基本的には殺伐とした空気の中物語が進んでいきますが、時折クスッとさせる展開もあります。
伏線や謎だらけのストーリーなので一度読み始めたら止まらなくなること確実です。
カラダ探し
特定の生徒達が、夜の学校で「赤い人」に襲われながら体を探す
主人公はある日、とある友人から「体を探して」と頼まれます。冗談半分に聞いていた主人公はしかし、自分以外の友人達も体を探してと頼まれたことを知ります。困惑したまま迎えたその夜、気づけば学校の昇降口に。
体探しを頼まれた他の友人達も何故かいて、みんなで不思議に思いながらも一旦校舎内に入ることに。
しかしその後、「赤い人」の放送が流れます。学校で噂の「赤い人」は、見たら振り返ってはいけない、振り返ったが最後殺される、と。
そして放送は「赤い人」が昇降口付近に現れたことを告げ、何がなんなのかわからないまま赤い人を見てしまった主人公達は、「赤い人」に殺されてしまいーー。
よく朝目を覚まし、昨夜の出来事は夢だったのかと思った主人公達は、学校に来てそれが夢ではなかったことを知ります。繰り返される「今日」と毎夜の「カラダ探し」。主人公達はそのループから抜け出すため、「カラダ」を探すことを決心します。
「赤い人」に追われながらも、時に人間関係が崩れ、しかしそれを超えて協力していく主人公達の行動や強さに惹かれます。
そして「赤い人」の正体や「カラダ探し」の謎が少しずつ明かされていく、その過程も目が離せません
今際の国のアリス
今際の国という国に飛ばされた高校生アリスが全げぇむくりあを目指す物語
勉強やスポーツにこれといってとりえのない高校生アリスは、仲間たちと共に退屈な毎日を送っていました。
ある日仲間たちとともにいつものように無為に過ごしていると光に包まれ、気が付くと今際の国という不思議な国へと飛ばされています。
その国は現代の日本と同じような景色ですが、建物が劣化していたり、お店にも人がいないことから都市として機能していませんでした。
偶然であうことができた女性に、この国では制限時間内に「げぇむ」というイベントに参加して「くりあ」しないと生き残れないという「るぅる」があることを教えられ、げぇむに参加することになります。
アリスたちはお互いに知恵を出し合い、何とか生き残ろうとしますが、げぇむは様々な種類があり難易度も異なるため苦戦することに。
現実社会ではとりえのないとされていた主人公が、ピンチの際に洞察力や観察力をフル活用して困難に打ち勝っていくことろが良かったです。げぇむの種類もたくさんあって楽しめます。
あと頭の良い人だったらこういう風に行動するのかと、感心する箇所もたくさんありました。
テラフォーマーズ
火星で超進化した人間大のゴキブリに、バグ手術で昆虫の能力を得て強靭化した隊員が抗戦する
過密状態になった地球からの新たな移住先として火星が選ばれた。異常な暑さ、寒さといった劣悪な環境を変えるための手段として、ゴキブリが放たれた。ゴキブリの生命活動を通じて、火星の環境を徐々に変えていこうというのである。
しかし、数十年後の火星では、そのゴキブリが、人間大に超進化していた。100mを1秒で走るなど圧倒的な能力を発揮するゴキブリに対抗するため、隊員にバグ手術が行われた。
スズメバチやアリなどの能力を持った隊員が創造され、火星に派遣され、ゴキブリとの殺し合いの戦いが始まった。
他方、ゴキブリの超進化の秘密や、一部の隊員が持つ能力形成の謎を、独占して軍事利用をしようと、各国が企み、ゴキブリとの戦いだけでなく、各国の隊員同士の殺し合いが展開されていく。
隊員は、バグ手術により超絶な能力を獲得します。例えば、アリの能力を植え付けられた人間は、あの小さな体が持っていたパワーが、人間の大きさで何百倍となって発揮されるわけです。
したがって、昆虫人間とゴキブリとの戦いにおいては、これまでの漫画では見たことがない斬新的な描写になっており、目を見張るものがあります。
地球上にいる昆虫が、こんな能力持っていたんだと勉強にもなり、飲み会の雑談ネタに使えるかも。
ダーウィンズゲーム
アプリゲームでつながった者たちが徒党を組み、マスターから授けられた異能力を使って殺しあい勢力を争う
スマホにいつの間にかインストールされたアプリゲームを起動すると、ゲームマスターが仕掛けた蛇が画面から飛び出し、首を噛み、異能力(シギル)が与えられる。
異能力を与えられた者同士が戦い、相手を殺すと、金に交換できるポイントが与えられる。
莫大な金を得ようと暴虐を振るう者が現れる一方で、ゲームを壊し秩序を取り戻そうという者が現れ、グループ同士の抗争に発展していく。
主人公の男子高校生カナメは、想像するだけで武器を手に生み出すことができる異能力を与えられた。
抗争の過程で、仲間を増やしながら、勢力を拡大し、友人を死に追いやったゲームを作ったマスターの野望を打ち砕こうと行動する。
次から次へと、強力な異能力を持った新手が現れ、スリル溢れる殺し合いゲームを展開していく。
様々な異能力がでてきます。主人公の想像するだけで武器を手に生み出すことができる能力の他、相手の嘘を見抜く能力、相手の動きを数学論理でラプラスのように予測できる能力など。
次から次へと、特殊な能力を持った新しいキャラクターが現れ、キャラクター同士の戦いがとても面白いです。
また、女性のキャラクターが、美少女すぎて、読みながら、萌え成分が体中に行き渡る感覚を味わうことができます。
挿絵のページに、そんな美少女キャラクターの色っぽい可愛い姿が描かれているのですが、それを見るのが、楽しみの一つでもあります。
賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編
主人公の伊藤カイジが大財閥の息子兵藤和也と命を懸けてポーカー対決をする物語
今作の主人公の伊藤カイジは、大財閥の息子であり「友情」というものを信じておらず毛嫌いしている兵藤和也と決着するために、とある倉庫でチャンとマリオと共にそこにおもむきます。
そして兵藤が開発したオリジナルギャンブル「ワン・ポーカー」で対決することになります。
新ルールや装置など完全オリジナルのポーカーゲームで負けたら、その倉庫から高さ数百メートルある地面に落下するという命を懸けたゲームです。ですがこのワン・ポーカーに勝利すれば1回戦1億円という大金が獲得できます。
序盤はカイジは圧倒的に不利な戦線になるものの、次第にルールやこのゲームのイカサマ部分や裏目があるとゲームをするたびに発見していきます。
しかし兵藤に敗北し4億円の損失をしたカイジですが、兵藤の提案で自分の命をゲーム内のライフに変えるというルールで延長戦へ持ち込みます。
今作の見どころは漫画オリジナルトランプデスゲームである「ワン・ポーカー」です。
1枚のカードの強さを競うゲームで一見単純そうなルールですが、その1枚のカードが強いと「UP」、相手より弱そうだと「DOWN」と相手との駆け引きが勝利のカギとなる心理戦ゲームで、そのオリジナリティーが今作の面白さです。
バトル・ロワイヤル
中学生一クラスが、たった一人の生き残りをかけて殺し合う
デスゲーム作品の火付け役とも呼べる作品で、殺し合いといったらコレの作品!と呼べるほど知名度の高い作品です。
修学旅行に出掛けたとある中学校のクラス生徒達は、突然睡眠ガスで眠らされてしまう。そして起きると突然、今からクラス全員で殺し合って下さいと言われ、混乱する生徒達。
逆らえば容赦なく殺され、生きて帰れるのは生き残った一人のみという残酷な現実を突きつけられます。
容赦なく開始されるデスゲーム、しかしただの中学年である生徒達に殺し合いなど出来るのかと思いますが、武器を持たされ、殺らなければ自分が殺されるという恐怖から段々と殺し合いは進んでいきます。
殺すことを選ぶ者、自ら死を選ぶ者、逃れ生き残る方法を探す者。その中で主人公、七原秋也は、想いを寄せる女子と、転校生の男子と共に、生き残る方法を探していきます。
一クラス42人の、それぞれの選択に息を飲む漫画です。
あくまで普通の中学生というところが、この漫画の面白いところです。
そして42人の生徒それぞれにスポットを当てて、それぞれの想いや、考え方も描いているので、全体を通して読みごたえがあります。
ただの殺し合いではない、人間ドラマが読める漫画だと思います。
リアルアカウント
リアルアカウント社の運営が取りまとめるゲームに、主人公を含む参加者たちが生き残りをかけて立ち向かう
第一部の主人公である柏木ワタルは、リアルアカウント社の行うゲームに巻き込まれてしまいます。そのゲームはフォロワー数が0になったら即死亡。そんな中生き残りをかけて仲間とともに運営に立ち向かっていきます。
第二部では、ワタルと同じ顔の向井ユウマが主人公としてゲームに参加します。ゲームを進めていく中で二人の関係やリアルアカウントとの関係、運営の目的などが明らかになっていきます。
ワタルは持ち前の頭脳と思いやり(?)を武器に、運営の残酷なゲームに立ち向かっていきます。
ともにゲームを行うプレーヤーたちも個性あふれるキャラクターばかりで、時には仲間として共闘し、時には敵として立ちふさがる。また、主人公ワタルには大きな秘密が・・・
スマホ中毒者のあふれる現代を風刺したようなゲームが見どころです。
デスゲームとスマホという流行りもの二つを組み合わせたストーリーは斬新で飽きません。現代人の抱える問題に体当たりしていく主人公とその仲間たちの奮闘が楽しめます。
たとえ灰になっても
1度命を落とした人間達による、生き返りと多額の賞金を賭けた命懸けのギャンブル
たった一人の家族である妹の手術費の10億の工面に駆け回っている主人公・四宮良真の前に、謎の女が現れる。
「キミは自らが望むモノの為に命を懸けることは出来るかい?」女の言葉に頷き、怪しげなゲェムのチケットを手にした良真はその直後、事故に巻き込まれて死んでしまう。
しかし、死んだはずの良真は女性の身体になって生き返る。
意識を取り戻したのは、見知らぬ教会。そこには良真と同様に、チケットを渡された直後命を落としたという女達がいた。
全員が揃ったところで、チケットを渡した謎の女・クロエルが登場する。天使を自称するクロエルは、ゲェムの開催の為にその場にいる全員の死を仕込み、仮初の身体に命を吹き込んだという。
そして、ゲェムの勝者には、元の身体での蘇生と賞金9999億を与えると約束する。しかし、生前の名前を他の者に知られてしまった者、ゲェムでの脱落者には死が待っている事が判明する。
良真は、妹の命と自らの命の為、命懸けでゲェムに挑む。
天使・クロエルが用意するゲェムである賭博の心理戦・頭脳戦が、非常に作り込まれていて面白い。
また、一見繋がりがないように見えるゲェムの参加者の素性が明かされていくにつれて、どんどん疑心暗鬼になる様も必見である。
デスノート
そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ
天才的頭脳を持つ高校生夜神月は、名前を書かれた人間は死ぬという力を持つデスノートを手に入れます。
デスノートは死神リュークが暇つぶしに落とした物で、デスノートを拾った人間がどういう行動をとるのか観察する..という悪趣味な目的で月が偶然手に入れたのでした。
デスノートを使って月は世の中の悪人を全員殺し、新世界の神となることを決意します。ものすごい勢いで犯罪者が死んでいくことに、世の中の人間は恐怖を抱くと共に、犯罪者に裁きを与える存在をキラと称して讃えるのでした。
しかし、そんなキラによる殺戮を食い止めるために天才的頭脳を持つLと呼ばれる人物がキラを捕まえるために立ち上がります。
キラとL..どちらが先に相手の正体を暴きだし相手の上を行くのか..という高度な頭脳戦を描いた作品です。
月とLは人類の中でも特に高度な頭脳を持つ人間で、お互いに相手の存在に敬意を払いながらも、自分の正しさを証明するために高度な頭脳戦を展開するところです。
キラとL..果たしてどちらが上に行くのか..そして世界はどうなってしまうのか..という点が見どころだと思います。
ぼくらの
そのロボットを操縦した人間は死ぬ
15人の少年少女が謎の巨大ロボット「ジアース」に乗って、世界を守るために敵の巨大ロボットと戦うお話です。
謎の男ココぺリにゲームに参加しないかと?誘われた15人の少年少女たちはココぺリの口車に乗せられて、世界を守るためのゲームに登録されてしまいます。
物語を語る上で外せないことは、そのロボットを操縦したパイロットは必ず死んでしまうという点です。
敵を倒さないと世界が滅んでしまう..しかし、世界を守るためにロボットを操縦すれば自分が死んでしまう..という葛藤と恐怖を持って少年少女たちは、襲い来るロボットたちを倒すためにジアースを操縦します。
先に倒れた仲間の意志を継ぐため..家族を守るため..自分の利己的な都合のため..様々な思惑を胸に少年少女たちはジアースを操縦し戦いを繰り広げるのでした。
命を捨てる決意を持ってジアースを操縦することを決意する、少年少女たちの悲壮な決意に胸を打たれます。
物語が進むにつれて登場人物たちがドンドンと死んでいき、徐々に明らかになるゲームの真相に、パイロットたちは憤りと絶望を抱きますが、決意を固め全てを受け入れてジアースに乗り込む姿には感動を禁じることができないと思います。
GANTZ
夜にみんなで集まって宇宙人を殺しに行きましょう
主人公玄野は普通の高校生です。そんな玄野はひょんなことから地下鉄に轢かれてしまい死んでしまいます。
死んだはずの玄野ですが、気が付いたらマンションの一室の中にいてその中には目的もわからず集められた人間たちがおり、部屋の中心には謎の黒い球がありました。
玉から武器が出てきて、部屋の住人達は星人と称される宇宙人たちと殺し合いのゲームをさせられることになります。星人にはそれぞれ点数がついていて、星人たちを殺して100点を集めると部屋から解放されることができるのです。
頭の中には爆弾をセットされてしまい、死にたくなければゲームに従うしかありません。宇宙人の中には常軌を逸した強さをもつ敵もいて、恐怖に怯えながらも生き残るために、玄野は武器を取り、星人と殺し合いの日々に明け暮れるのでした。
SFバトルアクション漫画として有名な作品で、正体不明の敵たちを謎の武器を使って殺し合うというのが主な内容です。
敵の中には絶望的な強さを持っている相手もいて、こんな相手にどう立ち向かえばいいんだ..という主人公たちの絶望が本を通してヒシヒシと伝わってきます。
非日常的なスリルを味わいたいという人にお勧めの作品です。
U12
ロリコン殺人鬼たちから、少女たちが逃げ延びるお話
謎の監獄に閉じ込められた12人の少女たち..その前に監獄の所長と名乗る男が現れ、君たちの人権は停止しましたと宣言します。
その監獄は性犯罪を犯した犯罪者の中でも特に凶悪な人間たちを収容した監獄で、お楽しみ会と称した少女たちを生贄にしたゲームが開催されるのです。
常軌を逸した思考を持つ犯罪者たちが次々と少女たちに襲い掛かり、少女たちは逃げ惑い..時には自分..あるいは友達の命を守るために性犯罪者たちと対峙します
少女たちは凶悪な性犯罪者たちの手を逃れることができるのか?そしてこの監獄の正体は..?ハラハラドキドキしながらついページをめくってしまう作品です。
人を選ぶ内容の作品でハマる人はとことんハマると思います
登場する女の子たちがかわいいというのと、そのかわいい彼女たちが変態達に追いかけまわされるハラハラドキドキ感を感じることができるという点です。
作品の中には猟奇的な場面や性的なシーンも含まれていますので、そういうのが好きな人はとことん楽しめる作品です。
悪の教典
サイコパスが教師になるとどうなるか
主人公蓮実聖司は高校教師をしており、生徒たちからも信頼もあり人気の高い教師です。
しかし、彼の本性はサイコパスというパーソナリティを持つ非人道的な性格をしており、自分の理想的な環境を作るためには手段を厭わないと言う危険思想を持った人物です。
彼は多彩な能力を持っており、一見すると彼は理想的で誰もが憧れる教育者ですが..彼の本質は自分のためなら人を殺してもかまわないという人間で、過去にも何人もの人間を殺害している犯罪者です。
人を殺しても彼は持ち前の知能の高さと計画性で、誰にも怪しまれることなく人を殺してきました。
サイコパスは共感性が乏しい性格で、人の痛みを感じることができません。そんなサイコパスな彼が築き上げるクラスとはどのようなモノなのか..そして物語の結末は..
とにかく蓮見聖司という人物に惹きつけられるお話です。彼は誰もが羨む理想的な男性でして、その知性は架空の人物なのに憧れすら抱きます。
しかし、そんな彼が併せ持つ別の顔を目の当たりにすると、サイコパスという特性を持った人間の恐ろしさに心底震えあがることになります。
サイコパス蓮見が築き上げる理想の王国とはどのようなモノなのか..興味がある方は作品を手によって読むことをおススメします。
次回のデスゲームにご期待ください!!
デスゲーム運営会社のポンコツ巨乳お姉さんが奮闘するハートフル&ほっこり&萌え系デスゲーム漫画
なにをやっても上手くいかないポンコツお姉さんのヨミちゃんが、ついに勤めていた保育園をクビになり、再就職した先がデスゲーム運営会社。
他の先輩たちはちゃんと真面目なデスゲームをやっているのに、ヨミちゃんはポンコツゆえにまったく人の死なないハートフルデスゲームばかりを展開。
ヨミちゃんを気に入り毎回自主的に参加してくるお金持ち天才チートボーイに翻弄されつつ、ヨミちゃんが一人前のデスゲーム運営になるために努力を重ねます。
エロい先輩や不思議な先輩、独特なキャラ豊富なデスゲーム会社で、可愛がられるヨミちゃんにも注目。お金持ち天才チートボーイと、意外にも進展していく仲にも注目。
これまでのデスゲーム漫画の価値観を180度ひっくり返す漫画です。
基本的にギャグですがときどき真面目で泣かせにくる展開もあり、先が読めない面白さがあります。デスゲームの内容も毎回凝っていて、どうすれば脱出&回避できるか考えるのも楽しいです。
絵がきれいで、主人公ヨミちゃんの豊満ボディ&ボディに似つかない天然さも魅力的です。
人狼ゲーム ビーストサイド
同じ高校の学生同士で「村人」と「人狼」に分かれて殺し合いをする「人狼ゲーム」の、人狼視点のお話です。
得体のしれない存在に強制的に「人狼ゲーム」という殺戮ゲームに参加させられた主人公。
1回目は「村人」側として無事に勝利しゲームを生き延び、これでやっと解放される…と思いきや、2回戦に強制参加させられてしまうところから物語がスタートします。
しかも今度は「人狼」のカードを引いてしまい、悪役として立ち回るハメになりました。
頭脳タイプの主人公で村人の時は流れで応援できる感じだったのですが、今回はどんどん冷徹に悪に染まっていく様子が描かれています。
前回は味方だった人物や、新しい登場人物も交えての頭脳戦。すがすがしいほど悪になっていく主人公と、敵側(村人側)のだましあい・かけひきがスリル満点で最後まで楽しめます。
素直に応援できる「村人」ではなく、悪者である「人狼」視点ということで、読者感情としては複雑ですが次第に引き込まれてしまいます。
「こいつとんでもないなぁ」と思いながらも主人公をつい応援してしまう、絶妙な人物像の描き方だと思います。
狩られる側の村人達もひとくせ・ふたくせあり、単純に「かわいそう」で終わらないクセのある感じが読み応えあり。
デスゲームというと血みどろでグロ系が多いかもしれませんが、どちらかというとスリル・サスペンス色が強く、読み物としてとても面白いです。
神さまの言うとおり
突如現れた自称神様によって、次期神様を決めるデスゲームが全国の高校生を対象として開催される。
この漫画は壱部と弐部で構成されています。
壱部では、日常に退屈していた主人公高畑瞬は高校の教師で突如現れた喋るダルマに遭遇します。
ダルマは瞬も含めたクラスメート全員に今から命を賭けたデスゲーム「ダルマさんがころんだ」をやってもらうと宣言します。一人また一人と死んでいく中で瞬は生き残るために行動します。
弐部では主人公が明石靖人に変わります。神様による試練が全国の高校で行なわれている中、偶々学校を休んだ明石の前に喋る二宮金次郎の像が現れます。
像は明石のように学校を休んだ「欠席者」たちを集めて、神様候補を決めるゲーム「豆まき」に参加させていました。
同じ境遇の仲間たちが鬼に次々に殺されていく中、明石は仲間たちと協力して試練に立ち向かおうとします。
命を賭けた様々なデスゲームやゲームに登場する怪物たちが凝っていてすばらしいですが、それに立ち向かう登場人物たちも魅力的です。
仲間がどんどん死んでいくので好きなキャラが死ぬかもしれないという緊張感と、次の展開が全く読めないスリル満点の展開にページを捲る手が止まらなくなること必見です。
地上100階〜脱出確率0.0001%〜
とある、巨大な建造物の中で行われるデスゲーム。見事地上にたどり着いた者のみに賞金が贈られる。
物語は現代ものです。とある事情で財政危機にひんしている未来都市TOKYO、そこに突如立てられた建物「バベルダンジョン」が物語の舞台です。
バベルダンジョンのシステムは単純であり「100階からスタートし、地上にたどり着いた者のみ100億円が手に入る」と言うもの。
国営のギャンブルで開催されているこのデスゲームは、「チャレンジャー」と呼ばれるエントリー者たちがゲームを通じてなんとか逃げだそうとするのが基本となっています。
主人公は黒海樹という男性です。この男性は、なぜか記憶喪失にあり、いきなりバベルダンジョンに参加しているという設定になっています。
このバベルダンジョンを進めていく上で樹は徐々に記憶を取り戻し、それがダンジョンを攻略するキーになります。
世の中に、あまたとあるデスゲーム漫画のなかでこの「地上100階〜脱出確率0.0001%〜 」はWEB漫画のLINE漫画スタートの漫画です。
現在も連載中で無料でチェック出来るというお得な漫画であり、WEB漫画でありながら設定が凝っていて、なおかつおもしろく、絵も上手く、そしてちょっとエッチというところが見所です。
単純なデスゲームではないので読み応えがあります。
俺の現実は恋愛ゲーム??~かと思ったら命がけのゲームだった~
「女性を・・・攻略?」恋愛ゲームかと思ったら・・・選択を間違えたら死!命がけのゲームだった!?
ある日主人公の長谷川亮が目覚めると、目の前にゲームのようなウィンドウが現れた。「なんだこれ夢?」しかしこれが現実であるとわからされるのにそう時間はかからなかった。全てがリアルすぎた為だ。
ウィンドウに表示されれ「彼女たちを攻略せよ」との文字。これは恋愛ゲーム?エロ?心を踊らせる亮。
しかし女性を攻略する最中様々な困難が亮に立ちはだかる、攻略対象の女性には何かしらの、人には言えないような「秘密」があったのだ。
命を落としそうになる場面に出くわし、初めて亮はこれは命がけのゲームであることに気がつくのであった。
誰が何の目的でこのようなゲームを亮に送ったのか。ゲームを攻略し非現実的な日常を脱却し平穏な日々を取り戻すことはできるのか?
主人公の長谷川亮が平穏な日常を取り戻す為に、ゲーム内のアイテムを駆使しゲームの攻略を目指す。その中で様々な出会いもあり成長していく亮の姿を、リアルに感じることができます。
また個性的で魅力のあるキャラクターが多いのもこの漫画の面白いところ。
いままでになかったジャンルの漫画でこの先の展開が読めず、結末が気になる作品、続きを早く読みたいと思わせられる作品です。
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