初心者にも読みやすい！おすすめしたいエロ要素少なめの一巻完結BL漫画10選

主人公２人の甘々な関係

小さい頃から貧弱で暗くモテなかった前田くん。(ショップ店員)

そんな前田くんの大好きな人は優しくてカッコよくてモテモテなファッションビルの本部社員・楊井さん。

楊井さんは、前田くんの事を可愛いといつも褒めているけど自信の無い前田くん。

でも前田くんは酔っ払った勢いで「僕にキスできますか？」と聞いてしまいます。

しかしなんと、迷わずキスしてくれるんです…！そこから2人はラブラブまっしぐら。

可愛いと褒めてもらう度に恥ずかしがりながらもどんどん可愛くなる前田くんが、もー本当にめちゃくちゃ可愛い！

実は楊井さんのが愛強め

この二人の関係性的に前田くんの方が愛強めかと思いきや、楊井さんの方が結構惚れてるんですよ。

男の子と付き合うの初めてなのに。

可愛い前田くんに自信を持って貰いたくて頑張る楊井さん、ホントいい男。

テンポがいい

少し雰囲気悪くなりそうな展開はあるんですが、基本的に前田くんと楊井さんのラブラブ漫画なのでイライラせず読めます。

心の病気を一生懸命支えてくれる

パニック障害を抱える儚げ美人・椎名。ゲイであることをバラされるもあまり気にしていない丹羽。

おおらかで優しい丹羽に寄り添ってもらい、だんだん発作が起こらなくなる椎名。

そして2人の距離もどんどん近づき、、、椎名のパニック障害を嫌な顔1つせず支える丹羽がカッコよすぎる。

実は下心あり

儚げ美人が好きな丹羽は最初から椎名に好意を持ち、偶然知った椎名のパニック障害を若干の下心ありで支えるのですが、それでも本当に優しい丹羽に椎名も惹かれていきます。

下心があったとしても、丹羽は本当にいい人間。スパダリ過ぎます。

実は椎名の方が年上

丹羽がしっかりしてるので忘れがちだけど、椎名のが年上。でも弱い椎名のため何かと丹羽がリードしてあげるんです。

何回でも言いますが丹羽がスパダリです。そりゃ惚れます！

太一のピュアさ

中学３年の二学期に都会から越してきたイケメンで無愛想な藤本。同じ中学の背の小さい太一。

藤本がバスケをやりたいと先生に訴えているのを聞いて、家にバスケのゴールがあるからと誘い、それがきっかけで仲良くなります。

藤本は太一への感情が恋と自覚していても、まだ恋をしたことのないピュアな太一は、それを恋と自覚していません。

このピュアさが物語の冒頭であり、その後の関係に繋がります。

中学時代の2人の温度差

キスをしてしまった2人。

普段から仲もよく周りからホモも笑われそれを必死に否定する太一。藤本がまた転校するのが決まるとどこかほっとしてしまった太一。

まだ恋を自覚してない、残酷なピュアさに表には出さないけど傷付く藤本…。

この時の2人の描写は切ないけれど、同性愛の現実が見れる気がします。

奇跡の再会

数年後、チビだった太一が背も伸び男らしくなった頃、2人は再会します。

その後はトントン拍子で話は進み、背も心も成長した事で自分がどれだけ藤本を傷付け、自分もどれだけ藤本が好きだったかを自覚した太一の男らしさに感動。

良かったね藤本くん。

片思いに疲れた央志郎と優しい稲村

幼馴染へ長年密かに片思いしている央志郎(おうしろう)。

バーで飲んでいると稲村という男にタイプだ声をかけられる。

片思いに疲れた旺志郎は稲村に救いを求める…

だんだんと優しくて包容力のある稲村に惹かれている旺志郎が、やっと片思いを終わらせることが出来て安心。

でも稲村にも密かに思い続けている相手が…

絶対に叶わない稲村の恋

稲村も切ない片思いをしている。

稲村こそ救われたかった。読み進めてわかる、稲村の気持ちに涙が出ます。

両思いの幸せ

長年片思いに苦しんできた2人が、両思いの幸せを知り、笑顔のシーンが続くと読んでいて両思いって奇跡なんだなぁと思います。

田舎の良さと悪さ

何もない田舎で生まれ育ち、高校入学を機に上京した狐塚光臣。

会社をクビになり10年ぶりに帰郷し、知り合った同い年の大和。

大和は家族が居ないため、光臣の近所のおじいさんの養子として入っています。

2人の性格や人との関わり方などで田舎の良さと悪さが分かりやすく描かれています。

惹かれ合うふたり

素直じゃない光臣と、優しく穏やかな性格の大和。

正反対な2人が支え合い惹かれ合い、ゆっくりお互いが大事な存在となっていくので、穏やかな優しい気持ちで読めます。

一方的な片思いが勘違いだった

３０代半ばの内向的な大学助手柴田が窓辺から見える美しい青年竹宮に恋をした…はずが、話すとおバカで遊び慣れた大学生だった。

憧れの青年の外見と中身のギャップに愕然するものの、向こうは柴田に興味津々。

そんな柴田をあしらえず、竹宮と不思議な関係になってしまうのが面白い。

おバカでも顔が好き

とにかく竹宮の顔が好きな柴田。想像していた竹宮と全く違うのに、惹かれてしまう…

この描写がシリアスなのかコミカルなのか、書き方が面白い(笑)

1度好きになってしまうと、なかなか嫌いにはなれないんだなーと思ってしまう。

近未来が舞台のSF

亡くした恋人を追って自殺した山田寅雄は、250年の冷凍保存の末、未来世界で目覚める。

世話係として起動したアンドロイドは亡くした恋人にそっくり…でも〝３割減〟の残念ロボットだった。

そんなロボットを受け入れられない山田を見ているととにかく切なくなります。

アンドロイドのヒカルに惹かれていく

愛した恋人とは全く違うアンドロイドヒカルと毎日過ごしていくと、癒されどんどん惹かれていく山田。

でもその事に気づかずアンドロイドヒカルまで失います。

不器用な主人公があまりに不憫で悲しくなってきます。

違うアンドロイドによって気付く本心

今度は本物の光そっくりのアンドロイドと出会うものの心は動かず自分はヒカルに恋をしていたと自覚する山田。

ヒカルを探す旅に…そのさなか様々な事が起こるのですが、この作品は一貫してとにかく切ないです…。

辛い過去のある2人

小説家の卵・橋本駿と、高校生・知花実央（みお）。

駿は自分がゲイであることから家族との間に辛い過去があり、未央もまた辛い過去が。

そんな2人だからこそ惹かれ合う…そこをゆっくり、時間をかけて描いていてとても分かりやすいです。

マイノリティがテーマ

ゲイやレズ、血の繋がらない家族の関係性などのマイノリティがメインテーマな比較的重めな作品なんですが、どれも前向きかつ幸せになるために生きているので、読んでて全く重く感じません。

心が洗われる

無理なストーリー展開もなく、｢心が洗われるようなボーイズラブ｣のキャッチコピー通りの読んで心が洗われる綺麗な作品です。

異色のカップル

幼なじみ2人が駆け落ち同然で地元を出て一緒に暮らし始めて6年のサラリーマンの野々宮 和央とイケメン俳優の夏目 基。

異常な程一途な愛を捧げる和央と、すっかり淡白な態度の基。

尽くしまくるリーマンと愛されるイケメン俳優…かと思いきや、結局基も和央が大好きと言うラブラブ物語に読んでてほっこり

異常なほど愛が重い和央

基にひたすら愛を囁き、家庭内ストーカーもどきなど、異常なほど基を愛している和央。それでも気持ち悪く見えない描き方が、作者様凄いです(笑)

吸血鬼の孤独

最愛の恋人を失ってから、その恋人が動物や虫に生まれ変わり、そんな恋人を見つけ出しても言葉を交わせぬまま孤独に生きる不死の吸血鬼、政宗。

何百年も孤独に生きるだけでもしんどいのに、1人の人を見つけるために生き続ける政宗がなんとも切ない…

人間の姿で再会

はじめて人間の姿で転生した陽を見つけ出し、2人は恋人同士に。

幸せな時を過ごすが、政宗には恋人にも秘密にしている真実がー。

その真実のために、陽も、政宗も、どちらも相手を想うばかりにおこした行動がとにかく切ない。

短編集なのに濃厚

ばらの森にいた頃は、短編集4つが入った単行本で、表題作が今回紹介している作品です。

1冊のうちの数十ページだけの作品なのに、濃厚で切なくでも暖かい気持ちになれる作品です。とにかくおすすめ。他の作品ももちろん面白い。