子育てBL漫画だけどシリアス要素なし！ほのぼの可愛いオススメBL漫画5選

主人公達が仲良すぎて胸キュン！

優しくて少しヘタレな千秋、ヤンチャ系に見えてしっかり者な和馬。

ふたりは幼馴染みから恋人同士になり、社会人となった今でもラブラブです。

ある日突然、赤ちゃんを預かり育てることになってしまいますが・・・。

ふたりは忙しい子育ての合間にも、恋人として触れあい、お互いを助け合っているんです。

この関係性がめちゃくちゃ素敵でした！

子育てに奮闘するパパ2人の姿に感動・・・

千秋はサラリーマン、和馬はフリーのデザイナーとして仕事をしています。

和馬は在宅なので時間的には自由が利きますが、赤ちゃんを抱えていては今まで通りの仕事は出来ません。

子育てをしていると避けては通れない壁にぶち当たってしまうのですが、その葛藤と打開策が素晴らしかったです・・・！

家族として在るべき姿がそこにあって、胸がほっこりしました。

血の繋がりがない３人が家族になっていく過程が素敵

千秋と和馬は熟年カップルで仲良しで、周囲にもお互いの親にも同性カップルであることを打ち明けています。

赤ん坊・亜弓を預かることになり、亜弓の成長と共に新たな問題にも直面するのですが、その度に少しずつ千秋と和馬の関係が変化していくんです。

子どもの亜弓が、ただ可愛いだけの存在で描かれているわけではないんですよ。

この３人ならではの“家族としてのあり方”を形取っていく過程がすごく素敵でした！

家族愛を軸に進んでいくアットホームさにほっこり！

「ただいま、おかえり」はオメガバースもので、番となったその後を描いた作品です。

専業主夫・真生と息子・輝が、サラリーマン・弘の出勤を見送り、夕方になれば職場までお迎えに行くこともある。

そういう、ごくごくありふれた家族の姿で幕を開けます。

ささやかな日常の出来事によって、家族の絆が深まっていく姿が描かれています。

読んでいると家族って良いなぁとしみじみと感じられて、つい頬がゆるんでしまいます！

息子・輝が可愛過ぎて、悶絶モノ・・・

輝はほっぺたがぷくぷくで、手足もまん丸ムチムチです。

その上カタコトでしゃべり、よちよちとおぼつかない足取りで歩きます。

そして、いつもニコニコしているのに、真生が哀しそうな顔をしていると大泣きしちゃうんですよ。

感受性が豊かな、めちゃくちゃ優しい子なのです！

そんな輝に真生はメロメロ、弘はデレデレ。

読者もニマニマしちゃうこと間違いなしです(o´∀｀o)

愛に溢れた家族の形を数年に渡って見守れる長作

「ただいま、おかえり」は、ひたすら幸せなハートフルストーリーです。人気ゆえに、ドラマＣＤ化もされています！

ありふれた家族の日常を覗き見る感じで楽しめる長編ストーリーで、どっぷりと世界観に浸って楽しめます。

１巻ごとに完結していますので、ぜひ第１巻にあたる「ただいま、おかえり」から手に取ってみてください！

少女漫画顔負けのドラマチックな出逢いに胸キュン！

「サドのオトコを落とす方法」は、受け・翔太が両親の突然の死によって、男手ひとつで弟の風太を育てることになる、という幕開けです。

今後の見通しも立たず、お先真っ暗な中、有名建築家の坂上鉄明と出会います。

風太が道路に飛び出したところ、坂上の車が突っ込んできてしまって…、という、少女漫画的な出逢い方！

序盤からロマンチックで、ぐんぐん惹き込まれてしまいました！

ひたすら優しい世界が広がってる

不遇の翔太＆風太に手を差し伸べてくれる大人が、「サドのオトコを落とす方法」にはたくさん登場します。

その最たる存在が、攻めの坂上です。

坂上は翔太の境遇を知り、破格の援助を申し出てくれるのです。

果てには、「セックス１回５万」という話まで出てきてエロエロ展開になります。

でも後半に差し掛かるにつれて、坂上が援助してくれた背景には大きな愛があることが明らかになっていきます！

風太が無邪気で天使過ぎて辛い…！

小さな風太は翔太のことを「にーちゃぁ」と呼び、懐きまくりです。

「にーちゃぁは、ふーたの」と主張して、坂上と対立するシーンがあるんですが、もう可愛いとしか言いようがありません・・・！

風太は坂上とワイワイ言い合いながら一緒にお風呂に入ったり、ぽかぽかと叩いたり、まるで兄弟のように仲良しになっていくのです。

血のつながりがない陵と歩の交流に感動・・・

一般的な子育てものは、攻め×受けが子どもを育てる、という構図ですが、「雛鳥は汐風にまどろむ」はひと味違います！

攻めの陵と、受けの勇一、そして勇一の甥っ子にあたる歩。

まったくの他人である陵と歩が双子のように共鳴するシーンがあり、独特の繋がりが感じられるんですよ。

陵が歩のことをいち早く理解し、橋渡しをしてくれたことで勇一と歩の絆が深まっていく。
独特の展開に感動です・・・！

ストーリーの深みがハンパない！

「雛鳥は汐風にまどろむ」は、子育てとは別の側面があります。

お総菜屋さんの陵がサラリーマンの勇一と出会い、トラウマを克服していく物語でもあるのです！

勇一が育てている甥っ子の歩は、母親が亡くなってからというもの、一切笑わず、泣きもしなくなってしまった子。

そんな不憫な歩が、“陵の幼少期を投影させた存在でもある”という仕掛けが秀逸です！

無償の愛が美しくて尊い

陵の孤独、歩の寂しさ。そして、勇一が誰にも言わずに心の奥底に秘めている本音。

3人がそれぞれ抱えているものを曝け出し合って、傷だらけになりながらも心通わせていく姿は、涙なくしては読めません・・・！

勇一と歩、陵と歩、陵と勇一。各々の交流がめちゃくちゃ丁寧で、あらゆるカタチの“愛”をしみじみと感じられる内容になっています！

嫌な人間が出てこない

『僕らの食卓』は、過去のトラウマから人と食事を取るのが苦手なサラリーマン豊と公園で出会った兄弟、穣と種の物語。

兄弟と打ち解け段々と人と食事をとる楽しさや幸せに気づいていく豊。

そんな優しい豊に心惹かれていく穣、2人が大好きな小さな種くん。この3人を暖かく見守る兄弟のお父さん。

登場人物全員が優しくて、読んでるとこっちまで優しい気持ちになれます。

ご飯が美味しそう

『食』もテーマのひとつなのでよく登場するのですが、土鍋のご飯、おにぎり、カレーライス、キム☆チ〜トマト鍋など、あまりに美味しそうでお腹が空いてきます！

種くんがとにかく可愛い

幼稚園児の種くんは豊の事を『ゆかたー！』と呼んでいたり、豊と穣のいい懸け橋になったかと思えば邪魔しちゃったりと、見ててとても癒されます。

豊大好きな種くんに、豊もメロメロ。

こんな可愛い弟がいたらそりゃあ恋人よりも優先しちゃうよね～と思っちゃいます(^^)