2020年8月25日に、春風のエトランゼ4巻が前巻から3年ぶりに発売しましたね！！
前巻で、第1部―[完]―という事だったらしいので、4巻からは第２部スタート！
今回も安定の夫婦間な駿と実央に加えて、駿の家族問題や可愛い可愛い末っ子ふみ君の反抗期など、見どころがたくさん⸜(*´꒳`*)⸝
さっそくネタバレ感想を書いていきますが、まずは前巻を振り返ります！
「春風のエトランゼ3巻」を振り返り！同棲愛を受け入れ幸せにまとまった家族
小説家でゲイの橋本駿と、どこか切なげな高校生・知花実央。
３年前に２人は沖縄の離島の海辺で出会い、距離を縮める。
紆余曲折を経てはれて恋人同士に。そして２人は駿が駿の家族と和解できるよう駿の実家へのある北海道へ…
元婚約者・桜子や、何故か両親が養子を取っていて小学生の義弟・ふみがいたりとバタバタ続きの２人。
親との和解も完了すると、ふみは兄たちにべったり！
父、母、兄、兄の恋人（男）と養子のふみ君、ペットたちと不思議な家族。
ご近所さんや、ふみの友だちに変な家族とからかわれても仲良く過ごしていた家族。
そんな時駿の小説が出版され、駿はやっと小説家としてブレイク！
なにもかもハッピーエンドで幕を閉じるのかと思いきや最終ページ、舞台は５年後になり、実央は髪が伸び、ふみは中学生になり超絶！反抗期突入！！
あの可愛いふみ君が反抗期なんてー！！しかも駿はなんか悶々としているし…どうなってしまったんだ橋本家！？
という感じで前巻は終わりました。
次は気になる新刊のネタバレ感想です！！
ネタバレ注意！「春風のエトランゼ4巻」の全てをラストまで解説
前作から舞台は5年後！
小説家としてブレイクし、近所の子どもたちに「せんせー」と呼ばれている駿は、仕事もせずゲームセンターでメダルゲームで遊んでいます。
そこに、主婦のような、ティッシュ箱に買い物袋を持った実央が「帰るよ！」と怒りながら登場。
面倒くさがりながらも車に乗りこむ駿に、今日はカレーだよーと言うと、「ママ～カレーもう飽きた～」とワガママ全開の駿。
「うちの献立にニートに発言権はありませーん」と言う実央。
そう、駿は筆をおり現在ニートだったのです。
駿は大スランプ中、お母さんは更年期障害、トラブル続きの橋本家
駿は小説家としてブレイクするとすぐに実央との交際を週刊誌に撮られ【ゲイ作家】のシールがはられてしまいました。
それでもめげずに、小説を書きそこそこ本も売れマジメに働いていました。
ですが…ボロボロになり「疲れたので…休みたいです。」と小説家は休業中。
最近ではローカルテレビの台本などをちまちま書いているらしい。
しかも元気だった駿ママは更年期障害でダウン！
駿はダラダラニート生活、ママはダウンという事で、家のことを実央が全てやっていました。
あの可愛かったふみ君が超絶反抗期！！
ママは更年期障害でダウン、駿はニート、そしてあの可愛いふみ君は１３歳となり、超絶反抗期となっていました。
食事は一緒に取らない、暴言は吐く…信じられないけど反抗期＆思春期のふみ君。
でも、駿の元婚約者桜子に恋をするふみ君は桜子の前では昔のように可愛くなります(笑)
髪を金髪にブリーチして実央や駿にいじられふてくされていると、桜子に「ちょっと派手だけど、いいかも」なんて言われてご機嫌に。
それでも家に帰ると実央と駿に「ホモ野郎」と暴言をはくふみ君でした。
実央は主婦代行と仕事でストレスMAX
駿とのイチャイチャしていると駿に「お前にはもう飽きたなぁー」と言われる大ショック…な夢を見て目覚める実央。
家事も仕事も手につかず悪夢を引きずる実央。
台所での駿のママとパパのラブラブな様子を目の当たりにしたり、自分が仕事と家事でいっぱいいっぱいで、最近駿とイチャイチャしてない、デートにも行ってないのが原因だ…と青ざめる。
もはや安定の夫婦間な駿と実央にほっこり
寝れず、外で呆然としていると駿が帰宅。
どこに行っていたか尋ねると山に登り自分を見つめ直そうとしていたらしい。
「朝からいないから…外で待ってた」と素直に言う実央。
駿は笑いながら「電話しろや(笑)」と言い、駿の笑顔を見て安心する実央。
そして駿は月を見ながら、「月、キレエだなぁ」と言うと実央にキス…♡
頬を染めながら、「５年も一緒にいて駿は飽きたりしない？５年てほら…結構長いから…」
と問いかける実央。
「３ヶ月と６日ぶり」と言う駿に実央は？？顔。
「キスをしたのが。お前よ～月がキレエですねの意味わかる？君を、愛すだよバァーカ！！」
何故か半ギレの駿でした(笑)
２人は帰宅後、ふいに駿が腰まで伸びた実央の髪を邪魔じゃない？と実央に言うと実央は涙…
駿は訳が分からずオロオロしていると、じゃあ駿が切ってと駿が切る事に。
「なんでこんな伸ばしたの？」と聞くと、「えー長い方がいいって駿が言うから…」
これを聞いて青ざめる駿。
覚えていなかったのだ。最低。
でもそれでも2人の時間に満足そうな実央でした。
ふみ君のストレスがマックスに
２人の散髪の様子を見ていたふみ君はある事を思う。
大好きな桜子ちゃんはある日ロングヘアからショートカットにしたのだ。
何もかもが腹の経つふみ君。
2人に向かって「ホモ野郎、桜子ちゃんはどうすんだ！」と暴言を吐くふみ君。
後ろに桜子ちゃんがいるとも知らずに…
「お前には関係ねぇだろ！」と言われると、「オレが桜子が好きだからだ！」
と宣言！
桜子の存在に気づき慌てるふみ君をよそに落ち着いてる桜子。
ケーキを作ってきたと言う桜子。
桜子の作ったケーキをみんなで食べていると、「私もふみの事大好きありがとう。」
「でも私は誰かと添い遂げるとか、そういうつもりはないの、だからごめんね。」バッサリふられるふみ君。
呆然としていると、お父さんがやってきて、2人でご飯を食べることに。
お父さんになぐさめられ、大泣きするふみ君でした。
桜子に恋をするふみ君が突っ走る
ふみ君は今日は中学の運動会。
絶対来るなと言ったのに、パパ、駿、実央、桜子が来た。
パパは一眼レフで撮影するなど気合いが入っています(笑)
イライラするふみ君ですが、桜子ちゃんが笑顔で手を振るとキゲンが戻ります。
お昼の時もくだらない内容で駿に突っかかるふみ君。
父兄参観の合同リレーに出ることになった駿とふみ君。
ふみ君は何かを決意し半泣きでダッシュ！
コースをオーバーし桜子の元へ！
「桜子ちゃん聞いて！ぼくと、結婚してください！今無理でもいいよ！すぐ大きくなるからちょっとだけ待ってて！僕は桜子ちゃんを絶対守るよ！！だ、だから嫌いにならないで…」
と号泣しながら桜子に公衆の面前でプロポーズ！！(笑)
桜子は笑いながら「嫌いじゃないよ」と言うと、会場中が盛り上がるのでした。
バトンを渡して貰えなかった駿だけがコースに残って切れていましたが(笑)
感動し泣いているパパが、運動会に来られなかったママを思い、「スマンゆりこ、これは見れなくて悔しがるな…」とみんなの様子を録画していました。
そこにうつるふみ君は笑顔でした。
「春風のエトランゼ4巻」読んだ感想と私の総合評価まとめ
| ストーリー展開 | 今回のメインはふみ君。でもしっかり主人公２人の安定の夫婦間は描かれていて大満足 |
|---|---|
| 萌 | 萌え要素はほぼなし |
| エロ | 今巻にはエロなし |
今回3年ぶりの新作という事で本当に楽しみにしていました(/∀＼*)
5年後の橋本家を堪能できて大満足の内容ではあったのですが、BLという点で言うともう少しBL要素があってもいいなぁ…とは思いました。
前巻では、ふみ君が小さい時に駿と実央がイチャイチャしてる所を見てしまい、ふみ君にトラウマを与えてしまうと言う描写があったので今回は控えめにしたのかな？
まぁみんな駿の実家に住んでますしね(笑)
今後の予想と期待としては、ふみ君と桜子のプラトニックな年の差恋愛を描きつつ、4巻でも少し描かれていた倦怠期を迎えた駿と実央についても描かれるのではないのでしょうか。というか描いてもらいたい！
倦怠期に悩んで試行錯誤する実央と、全く気にしない駿と言う温度差からのイチャラブが見たい！！
「春風のエトランゼ」は「海辺のエトランゼ」と言う1巻完結のお話の番外編のようなものなので、とにかくBLが読みたい！という方は「海辺のエトランゼ」がオススメ！
「春風のエトランゼ5巻」の発売はまた先なのでしょうが、全力待機です！映画「海辺のエトランゼ」でも見ながら、気長に待っていたいと思います(^-^)☆.｡.:*
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