2020年9月7日に発売した『2ウィーク・サマー・シークレット』!
夏らしい爽やかな表紙に、不器用お坊ちゃん×いじらしヤンキーと言うカップリングに惹かれ購入!( ˶˙ᵕ˙˶ )
風緒先生の作品は相変わらず読みやすい綺麗な絵柄と、ギャップのある受けで、今回も大満足でした!
そんな「2ウィーク・サマー・シークレット』のネタバレなしの感想と、ネタバレありの感想を書いていきたいと思います!
ネタバレなし!「2ウィーク・サマー・シークレット」を読んだ感想と私の総合評価
作者:風緒
真逆2人の期間限定の関係…だんだん本気に変わっていく姿に胸きゅん!!
真逆な2人の関係性が良い
コミュ障で、どんくさく真面目な綾藤 樹と、コミュニケーション能力バツグン、マイルドヤンキーな見た目な五木 文斗。
名字と名前をひっくり返すとそっくりな名前だけど性格や環境は真逆な2人。
そんな2人が、お互いを知っていく内にどんどん惹かれ合う様子に、読んでるこっちはとにかく胸きゅん!
友だちが作れない樹が若干、文斗に依存気味なのに図々しくなくて控えめだからうざくない!ここ重要!
普通とは?と考えさせられる
友だちを作るのが下手な樹は、明るくてすぐ友だちを作れる文斗が普通と感じ憧れるけど、ノンケで周りの目を気にすることなく恋愛が出来る樹と違い、閉鎖的な田舎で育ったゲイの文斗は、樹の方が普通と感じます。
確かに、どちらの意見も理解できるし、どちらも普通であり普通ではないような…と、そもそも普通って何だっけ?と考えさせられる作品でもありました。
最近のBLはゲイが簡単に受け入れられるファンタジーな世界観ではなく、リアルな世界に切り込んでくる作品が増えてますね…!!
文斗のギャップにやられる!
マイルドヤンキーな見た目に明るい性格の文斗は、自分がゲイである事が絶対に周りにバレたくない!
と言う考えなため、樹にバレた時は驚くほどビクビクして、引かれてないとわかった時はホッとした嬉しそうな顔、樹にドキドキしちゃう顔など、とにかくワンコのようにくるくる変わる表情が可愛すぎるー♡♡
やっぱりギャップのあるキャラクターには惹かれてしまいます(笑)
ストーリー | 限られた時間をうまく使ったキレイなストーリー展開でストレスがたまらない |
---|---|
キャラクター | 主人公2人の性格が分かりやすくて感情移入しやすい! |
絵 | キレイな絵柄で読みやすく描き分けもうまい |
萌 | 文斗のギャップが最高に萌える |
エロ | エロは少なめ |
ネタバレあり!「2ウィーク・サマー・シークレット」の全てをラストまで解説
ここからは、『2ウィーク・サマー・シークレット』のラストまでのネタバレ感想を書いていきたいと思います!
綾藤 樹 と五木 文斗
夏休み、アメリカでの2週間短期留学プログラムに参加した樹は、ホームステイ先につくと、ヤンキー風の青年がいた。
その青年は五木文斗。
綾藤樹と、五木文斗の名前はローマ字で書くと『ITSUKI AYATO』『AYATO ITSUKI』。
ファーストネームとファミリネームがひっくり返ってるのね!とホームステイ先のママが言います。
それで同一人物だと勘違いされホームステイ先がダブルブッキングしてしまった2人。
ママが、一応大学には伝えておくけど夏休みだから、留学生も多く代わりの家探すの大変かも…と英語で説明していると、まだあまり英語が聞き取れない文斗は、樹に助けを求める。
やむを得ず、一緒の部屋で寝ることになる2人。
樹はヤンキーが苦手…ビクビク警戒しながら夜を過ごします。
見た目と違い優しい文斗
次の日、買い出しに行くという樹に、赤い顔をして照れながら、ついて行ってもいい…?と言うと小さい声で、別に無理にとは言わねぇけど…と文斗。
もちろん!と樹は言い2人は買い出しへ。
明るく面白い文斗につられて、樹もいつもより明るくなる。
お腹がすき、ハンバーガーを食べることに。
意外と大食いの樹に突っ込んだり笑いながら楽しく食べていると、樹はふと、考える。
こーゆー普通の友だちみたいなの久しぶりだ…
樹は高校大学と、空気が読めずどんくさい上に真面目すぎる性格で周りから浮き
友だちが出来なかった。
樹は耳まで真っ赤にして(楽しいなぁ///)と思いながら文斗との時間を過ごす。
すると樹は文斗が年老いたゲイカップルが手を繋ぎ仲良さそうに歩く様子を見ていた。
樹は、こっちのお年寄りって年をとってもああやって、仲良く手を繋いで微笑ましいよね、
男同士だけどご夫婦かなぁ、とあっけらかんとしている。
樹は同性愛に偏見がないのだ。
その後も、2人は仲良く楽しくショッピングをし帰宅。
樹は文斗との時間が本当に楽しく幸せなものだった。
酔っ払った文斗にキスをされる
簡単なテストの結果クラスが別れてしまった2人。
文斗と一緒にいたかった樹だが、ここは頑張るところだ!と気合いをいれたもなの誰とも離せず撃沈。
その頃文斗は、もう仲良くなっている人がいる。
でも樹はそれを見ておどろく。
文斗とヨーロッパ系の男は異様にくっついて話をしていた。
夜ホームステイ先に帰ると文斗は今日遅くなるとママにいっていた。
帰りが遅く心配していると文斗が帰ってきた。
すると、樹は酔っ払った文斗にキスをされる
樹は驚き思わず飛ばしてしまい、すると我に返った文斗。
文斗はなんと勃起していた。
何度も謝罪する文斗。
樹はなんで俺なんかにキスして勃つんだ…と驚く。しかし、樹はある事を思い出す。
この前出かけた時に、お年寄りのゲイガップルを見ていたのは珍しさからじゃなくもしかしてー。
文斗くんもしかしてー。
文斗がゲイと知るも普通に接する樹
ホームステイ先のママから、初日から酔っ払って遅くに帰って来るなんて!と怒られる文斗
そしてまた樹に何回も謝る文斗、
ゲイにキスされるなんて気持ち悪かったよなと言う文斗に対し、動揺はしたけど文斗に嫌われたくない思いから大丈夫と告げてしまう樹。
しょげてる文斗をからかい、文斗が笑うと嬉しくなる樹。
そして翌日。
野球をきっかけにクラスメイトに話しかけてもらった樹は、そのまま友達と野球バーで飲むことに。
文斗くんもいたらな…なんて考えながら帰宅すると、文斗は先に帰っており、文斗がいるならもっと早く帰ってくれば良かったななんて考える樹。
その後も、クラスメイトのセクシーな女の子に話しかけられ話す樹は、可愛いんだけど…退屈だなぁ^^;とかなり焦る
部屋に来ない?と誘われるものの断ってしまう。
ベットで一緒に寝ることに
そして気付くと週末に文斗を誘うも人気者の文斗は昼しか空いてなく、一緒にランチに行く約束をする
文斗がいるととにかく楽しそうな樹。
すると文斗は樹にこっちの大学に編入するのか尋ねる
樹はまだ分からない…と濁す。
文斗に聞くと学力的にも経済的にも厳しいとは言うものの、
日本よりもゲイに偏見のない国が気楽だと話す
夜、水を飲もうとしたら水を被ってしまい着替える樹、文斗は樹の上半身を見て頬を染め意識してしまう。
布団が濡れてしまい、寝にくいだろ?と自分のベットにこないか誘う文斗
そこで、2人はなにかした訳ではないがキスした時のことを思い出してしまい
寝付けなかった樹。
文斗とあと五日で離れると思うと寂しい…でも仕方ない事と割り切り頑張ってクラスメイトにとけころもうとする
ヤキモチを妬いて暴走する樹
樹は文斗が酔っ払って帰ってきた日に一緒にいた男たちに、絡まれてる文斗を見つける。
どうしてか分からないけど、その男たちの所に文斗くんを行かせたくない!と思い、文斗を掴み、言っちゃダメだ!、と言いそのまま2人は走って行く。
離せ!と強く言われ手を離すと、勝手に何すんだよ…と怒る文斗。
まじ空気読んでくれよ…と怒る文斗に、 あんなに酔っ払って変な薬まで飲まされて、
多分あいつらはゲイだよ、で襲われたらどうするの?と言う樹に対し、
それが目的なんだよ!とさらにキレる文斗
『勘弁しろよ…土曜日には帰国なんだ…ここで男経験して帰りてぇんだよ…』
と言いながらことの経緯を説明する文斗
初めてクラスメイトと会った日、同族だから鼻が利くのか誘われた文斗
ゲイの集まるバーに連れていかれた
そして酔っ払ってくると変な薬を飲まされ、急に怖くなり、走って逃げてきた文斗
それでも樹が住む東京と違い狭い閉鎖的な田舎で暮らす文斗は、地元で男にちょっかいを出すとすぐに広まるからそんなこと出来ない…
だからここで…と話す文斗を見ながら、
あんな奴らに文斗くんが抱かれる?
そんなの絶対に行かせない!!と文斗にキスをする樹
お前何して…と動揺する文斗
誰にも知られないからって言う理由なら、俺にして誰でもいいなら俺にして!!
こういうの買うの恥ずかしいね、と言いながらローションやコンドームを買ってきた樹。
まだ時間早いし、ホームステイ先のママは帰ってこないよ、と平然としてる樹をよそに、お前本気でやれんのかよ!とたずねる文斗。
だって、文斗くんと寝た時ドキドキしたもん!と照れながら笑う樹
バタバタする2人だったが、どーにも手馴れている樹に童貞じゃないのか聞くと、『中学の頃結構年上の近所のお姉さんと…当時も学校でハブられたりしてて、優しくされたのが嬉しかったし気持ちよかったからズルズルと…はは、犯罪だよね。でも、だからやり方はわかるよ』
と気まずそうに答える樹。
でも自分の意思でこういう事するの初めてだから!と文斗に言う樹
ついに関係を持つ2人
そして、前戯を初め、はやく入れて欲しいと言う文斗に、『こんなんなっちゃってるから俺も限界だった』、とたっていることを教えると、嬉しくて泣いてしまう文斗
ことが終わると、嬉しそうな気まづそうな感じでお礼を言う文斗
この事は2人だけの2週間の秘密と言う文斗に少し寂しくなる樹
文斗が好きだとついに気付く樹
普通にしようとしても、エッチをしてからよそよそしくなる2人
買い物をしててもアイスを食べていても文斗の顔ばかり思い出してしまう樹
そうか、俺は文斗くんが好きなのか、と気づく樹
自覚しても、もう遅い、時間が無い…としょげる
その日の夜、文斗に対し、樹は留学はしないと語る
日本で友だちができないのは、海外の生活が長ったせいにしてたけどそれは違った。
文斗君みたいなコミュニケーション能力のある普通の人に憧れたけど、文斗くんは自分はゲイで普通じゃないって言う
みんなそれぞれ事情があって…文斗くんに出会ってその事に気づけた
だから日本で頑張ってみようと思うんだ、と泣きそうな笑顔で語る樹
切ない表情で樹を見つめる文斗にベットで一緒に寝ようと提案する樹
何もしないから…と言う樹に笑いながらベットに入ってくる文斗
そして朝になり、2人は別々の道へ…
ハッピーエンド
季節は変わり秋。
文斗くんと出会った夏よりは変われたと感じている樹。
今日もまた文斗を思い出し、アレが初恋だったな…と考えていると、
なんと文斗が樹の大学に!
最後2人が別れる時に、自分の連絡先を渡した樹は、大学のメモ帳に書いて渡したため文斗は樹の大学がわかり、内緒で会いに来たのでした。
文斗は、色々考えられた2週間だったと言い、色々考えて選択肢を増やそうと東京に出てきたのだった。
こっちに知り合いお前しかいないからよろしくな!と言う文斗に、樹は思わず
俺この先も文斗くんと一緒にいても良いってことだよね!?と告げる。
これからよろしくな!と笑顔の文斗
話したいことがたくさんあるんだ!と樹も笑顔。
その後、東京観光をし、樹の実家で休んでいると、
たくさん食べたのにまだお腹が鳴る樹が可愛く思う文斗。
(俺の地元のうまい魚介食わせたいな…)と考えた文斗は樹を誘う。
でも地元に来ても地元の友達と会ったら、お前の事友だちとして紹介しちゃうけど…
と気まずそうな文斗に、
やったぁ!と抱きつきキスをする樹。
そこで、下から樹のお母さんの声が、最後までシマらないふたりは早く2人きりになりたいと笑顔で物語は終わります。
「2ウィーク・サマー・シークレット」の感想まとめ
ゲイである文斗とノンケの樹。
物語冒頭から、結構お互いがナチュラルに惹かれあっているんだけど、最初は、樹はあくまで友だちとして。
そこがやっぱり、ゲイである文斗の切なさを描いてるなーと悲しくなりました(´;ω;`)
だんだん文斗のゲイである事の苦悩などがリアルに描かれているので、樹が文斗を抱いた時は安心して謎に涙が出ました…
その辺の男に文斗が抱かれないでよかった!!泣
ちょっと切ないBLや、ギャップ萌えな方なんかは絶対に面白いはず!オススメです(/∀`*)
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